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幾五郎ブログ第二段 「書状集」解説 続き
本書「書状集」の持ついま一つの価値は、従来その内容を知ることができなかった「韓牘集 要」の欠落部分を保存している点である。例えば、「韓牘集要」の第27通であるが、これは、 途中で文意がつながらなくなっているところがある。ところで「書状集」と比較してみると、「書状集」の第27...
kagiyaco
2022年11月9日読了時間: 7分
幾五郎ブログ第二段 「書状集」解説 続き
「韓牘集要」の祖本の成立年については、先行研究2)によってだいたい1732年ころであるこ とが明らかになっているが、その根拠は以下のとおりである。 1) 「韓牘集要」[35a][37a][55a]に「韓起仲」、[21b]に「鄭一哉」、[51b]に「朴敏甫」...
kagiyaco
2022年10月24日読了時間: 3分
幾五郎ブログ第二段 「書状集」解説
岸田 文隆(大阪大学) 鍵屋歴史館には、江戸後期の対馬藩朝鮮語大通詞として有名な小田幾五郎が寛政13年(1801) に筆写した「書状集」というハングル書簡集が所蔵されている。このたび、鍵屋歴史館のホー ムページにこの貴重な新資料の画像が公開される運びとなったが、以下、その内...
kagiyaco
2022年10月7日読了時間: 2分
近日公開『書状集』解説
大阪大学大学院 人文学研究科 岸田文隆教授による『書状集』解説文を鍵屋歴史館ブログにて、数回に分けて公開。本書は寛政13年(1801)に小田幾五郎自身の手によって筆写された貴重な写本である。幾五郎による全巻は朝鮮語の原文のみで和訳はされていない。和訳は岸田教授による秀逸な訳...
kagiyaco
2022年9月28日読了時間: 1分
幾五郎ブログ3:『通訳酬■(酉へんに作)』第1冊目「風儀の部」
名古屋大学 酒井雅代 全12冊からなる『通訳酬■』のうち、今日は第1冊目の内容をご紹介します。 第1冊目は「風儀の部」という題がつけられています。漢字の通り、風習やならわし、行儀作法がテーマの章です。ただ、小田幾五郎のおもしろいところは、「風儀の部」だからといって単に両国の...
kagiyaco
2022年2月19日読了時間: 3分
幾五郎ブログ2:小田幾五郎の『通訳酬■(酉へんに作)』とその前身としての『通訳実論』
名古屋大学 酒井雅代 さて、今回からは、鍵屋歴史館所蔵史料のなかでも大変貴重な小田幾五郎の著作、『通訳酬酢(酉作)』(つうやくしゅうさく)の内容をご紹介していきます。 天保2年(1831)、幾五郎は、朝鮮事情について記した著作『通訳酬酢』を藩に献上し、この年に亡くなりました...
kagiyaco
2021年12月7日読了時間: 3分
幾五郎ブログ 1:大通詞 小田幾五郎略伝
名古屋大学 酒井雅代 鍵屋歴史館所蔵史料の中核を担うのは、通詞である小田幾五郎が記した史料です。 幾五郎ブログ第1回である今回は、その小田幾五郎という人物がどのような人であったかをご紹介しようと思います。 小田幾五郎は、宝暦4年(1754)、対馬藩の「六十人」の家に生まれま...
kagiyaco
2021年11月3日読了時間: 3分


対馬の四季ブログ 2
本日は、第二回目『対馬の四季ブログ』です。 五位鷺(ゴイさぎ)の続きです。 激しい戦いの婚活も終わり、やっとの思いでツガイになりました。仲良く枝に留まり、見つめ合うペアの夫婦達です。
kagiyaco
2021年10月15日読了時間: 1分


対馬の四季ブログ 1
鍵屋歴史館ブログコーナーでは、 ○ 対馬藩 大通詞 小田幾五郎の話し『幾五郎ブログ』 ○ 対馬の地域に伝わる今昔話し『対馬記略ブログ』 ○ 対馬の自然全てを紹介した話し『対馬の四季ブログ』 これらを週替わりで 様々な方々に書いて頂き 皆様にご紹介して参ります。 ...
kagiyaco
2021年10月6日読了時間: 1分
🗝『近日ブログ開始致します』
鍵屋歴史館ブログコーナーでは、高名な大学教授から無名の学生研究者まで、江戸時代の対馬藩による日朝関係を、真摯に研究する方々の お話しをご紹介して参ります。その他 自然に関わるお話しも致します。 先祖の小田幾五郎研究者による、幾五郎ブログを中心に、さまざまに対馬を発掘して参り...
kagiyaco
2021年9月23日読了時間: 1分
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